ueno「イメージのアウトプット」(No.007)

Dance

ダンスに情熱を持ち活動を続けるダンサーが、どのようにダンスに出会い、どんな道を歩んできたのか。表現の裏側にある彼らの思いや歴史から、より深く彼らを知りたい。

シリーズ第7回はuenoさん。

体一つでの表現を追い求める彼女にお話を聞いてきました。

取材日:2023年3月12日

Ume:uenoさん、今回は取材を受けていただきありがとうございます。

ダンサーネーム:ueno
東京生まれ、東京育ち。幅広くジャンルレスに表現を追い求め、さまざまなアーティストとコラボレーションしつつ自身の活動範囲と表現範囲を広げるアーティスト。子供好きな一面もあり、キッズ向けのレッスンも行っている。保育士。好きなものは映画館のポップコーン。

uenoさん:いえいえこちらこそ。貴重な機会をありがとうございます。

Ume:ではさっそくですが、最近のuenoさんの活動について教えてください!

uenoさん:そうですね。イベント出演や講師業など主にしています。ダンサーさん以外のコラボ活動も今後またできたらと思っています。

Ume:コラボっていうのは、この間の渋谷PARCOのイベント(※1)みたいなやつですか?

ueno:はい!今までに、ドライフラワーアーティスト、画家、バンドやシンガーの方などと、一緒に踊らせて頂くことがありました。その活動が刺激や得るものが多く、すごく楽しかったです〜!

Ume:ドライフラワーアーティストさんとのコラボはInstagramに載ってる写真のやつですね?(↓)

ueno:あ〜、これは違います 笑

Ume:違いましたか 笑 (お花持っていたので、てっきりそうかと)

どんなイベントに出ることが多いです?

ueno:今までのアーティストさんとのコラボは、siki-oror(しきおりおり)というイベントがきっかけで踊らせてもらいました。私の中のターニングポイントを作ってくれた大切なイベントです!

オーガナイズの人たちが本当に素敵な企画をいつもしてるんですよ。毎回、化学反応が起こって面白いんですよ!

初出演はペイントとのコラボでした。テーマが「色」っていうセクションで、お客さんに体にペイントしてもらって、その色をまとって踊りました。

Ume:すごいっすね〜。やっぱり、楽しいですか?

ueno:楽しいです!いろんなアーティストの方と一緒にやるのはいいですね。新しい発見が多いです。

表現の幅が広がるっていうか、自分の概念がぶっ壊されるっていうか 笑

Ume:笑 私も最近そういうダンスの可能性にひかれています。ダンスは人の心を豊にしますよね〜。

ueno:ですよね〜。

Ume:インストラクターの活動はどんな感じですか?

ueno:関東中心ににスクールで教えてます。中には畳が敷いてあるヨガスタジオだったり色々な場所で教えてます!

地方のWSなども時々していますね。

身体の発達や人とのコミュニケーション、ダンスを通しての表現などを念頭におきながら子どもたちとワークもして楽しくダンスを教えてます!

Ume:畳っていいですね〜。ダンスイベントに出ることもあるんですよね?

ueno:あります。ソロやチーム出演が多いです。現在は主にGuddmawnin、grooviest、social workerzなどのチームに所属して活動しています!

TOKYO DANCE DELIGHT VOL.24 grooviest 特別賞
GUdd Mawnin
[Column:ダンスのきっかけ]
ダンスを始めるきっかけは人それぞれ。
uenoさんのきっかけはやはりuenoさんらしい。

自分が自分らしくいられるようにダンスを選んだ。

誰かの期待する自分じゃなくって、自分が選んで自分を生きるんだ。
そんなエピソードでした。(詳細は割愛)

Ume:uenoさんが今思い描くダンスライフを教えてください。

ueno:そうですね。自分の行動を自分で制限しないことですね。そういった経験を経てまた教えにも繋げていけたらと思います。

Ume:uenoさんの活動がどんどん膨らんでいきそうですね!近々での目標はありますか?

ueno:色んな活動が広がっていく中で、何事も楽しむのが目標です!笑

できないことを探すより、色んな角度から可能性を見出したり、発見を楽しんだり。

無駄な寄り道もいつか何かに繋がると思って前向きにトライしています。

未来の伏線回収だと思っています!

Ume:uenoさんの歩んできた道そのものですね。

ueno:そうですね。笑

Ume:uenoさんにとってのダンスってどんなものですか?

ueno:時によって変わるとは思いますが、今は「自己表現」っていうところですね。

自分が思うように表現していい、ありのままの感情を乗せていいんじゃないかな。

型、基本もあるし、ショーケース、コンテスト、などでは隠される時があるかもしれませんが、楽しみ、怒り、悲しみ、不安、愛、、そういうもの全部ですね。

Ume:わたしもそう思います。

ueno:これは別にしなきゃいけないってことじゃなくて、自分がしたい表現をしよう、っていう気持ちですね。

Ume:自分のやりたいことをやる。シンプルだけど簡単なことではありませんよね。これからのuenoさんの活動を応援しています!本日はありがとうございました!

ueno:ありがとうございました!

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編集後記:ダンスを自分の生活の真ん中に置いて今もその可能性を追いかけるuenoさんとのインタビューでは、とても羨ましく思えた。しかし、自分もダンスの可能性を信じて一つのことをなそうとしている今、羨ましさだけではなく共感できるところがたくさんあった。これは一つ成長しているということなのだろうか。
ダンスをしてきて、出会う人にはいい影響を受けることが多く、それもまたダンスというものの力なのだろうと思う。一説によれば、言語コミュニケーションの前に人類が行っていたコミュニケーション方法であるダンスには、まだまだ可能性が秘められているとのこと。それを追い求めていきたい。

追伸:今回も写真撮影をしてくれたCanCam氏、ありがとう。
ロケ地:代々木公園

代々木公園|公園へ行こう!

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